12月14日の阪神4R・2歳新馬(芝1400メートル=11頭立て)は3番人気のテイエムスティール(牝2歳、栗東・高橋一哉厩舎、父リアルスティール)が直線ではじけ鮮やかな差し切り勝ち。デビュー戦を白星で彩った。

勝ち時計は1分22秒0(稍重)。

 発馬を決め、道中は中団を折り合いもスムーズに追走。直線ではやや前が壁になりそうな場面もあったが、進路が開くと鋭く伸び2馬身差の快勝だった。「勝ちっぷりの通り、馬の能力がありました。スムーズさに欠けたところがありましたが、馬に助けてもらって、いい内容で勝ち切ってくれた。操縦性も高いので、距離はもう少しあってもいいと思います」と田山旺佑騎手。高橋一調教師も「前が開いてからはすごい切れ味。調教の動きから期待していました。距離はもう少しあってもこなせそうですね」と今後を見据えた。次走は未定。

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