12月14日の中山5R・2歳新馬(芝1600メートル、16頭立て)は、1番人気のジーティーシンドウ(牡2歳、美浦・栗田徹厩舎、父オルフェーヴル)が、楽々と抜け出して初陣を飾った。勝ちタイムは1分36秒6(稍重)。

 スタートを決め、好位のインを確保。道中はきっちり折り合いがついて最後の直線に向くと、急坂をものともせず力強く抜け出し、後続に4馬身差をつけた。菅原明良騎手は「まだ体の面が頼りないし、気持ち的にも我が強いところがあって少し難しそうだなという感じでした。きょうは力で押し切ってくれました。体の成長やもう少し人間に意識が向くようになってくれれば」と快勝にも課題を挙げた。

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