俳優の黒川想矢(16)が14日、都内で自身初となるカレンダーの発売を記念したお渡し会イベントを行った。

 自身が大ファンという写真家・川島小鳥さんによるフィルム撮影。

「泳ぐのがすごく好きで、魚の気分になれる」と、東京・池袋のサンシャイン水族館をロケ地に選んだ。「川島さんの撮るフィルムの音が心地良くて、その時間がすごく好きでした。心を通わせながら撮影できた時間は宝物」と振り返り、「好きを詰め込んだ一冊。点数は100点満点」と言葉に力を込めた。

 所属する舘プロの大先輩・舘ひろしにも渡したそうで「いいねと言ってもらえて、ものすごくうれしかった。(23年に出演した映画)『怪物』でお世話になった方にもお送りしたい」と目を輝かせた。

 大ヒット中の映画「国宝」では、吉沢悠演じる主人公・喜久雄の少年時代を好演。「撮影期間は毎日ちょっとずつ強くなれた気がした。ものすごい作品に出演させていただけたことを日々実感している。年代関係なく歌舞伎に興味を持ってもらえるのがものすごくうれしい」と語った。

 今年を振り返って「僕にとって宝物のような一年でした。挑戦するような役が多くて、幸せだったなと思う」。

12月5日に16歳を迎えたが「気負わず甘えず、のびのびと頑張っていきたい」と意気込んだ。

 今年を表す漢字には「広」を挙げ、「写真や、ものを書くことなど趣味が広がった年。小学校の頃はわちゃわちゃふざけるのがくだらないと思っていたけど、そういう時間こそ幸せでこれからも大切にしていきたい。役にもいつか生きてくると思う」とイメージしていた。

編集部おすすめ