神戸市交通局はこのほど、同局の職員として働きながら大型自動車第二種運転免許が取得できる採用制度を新設。20代の人が安心して市バス運転士に挑戦できる環境を整えた。

 同市の公式ホームページによると、全国的にバス運転士の高齢化が進み、若手の大型二種免許保持者が減少していることから、「養成枠」で会計年度任用職員として採用。指定の教習所で大型二種免許を取得後、交通局が実施する試験に合格すれば正規職員として登用する。免許取得費用は交通局が全額負担するとしている。

 今年度冬実施予定の採用選考は、来年1月6日までの募集。人数は「数名」で、会計年度任用職員としての採用日時点の年齢が19歳以上30歳未満。来年1月下旬の合格発表を経て、同4月1日に採用された後、1か月程度で免許を取得、さらに3か月ほど交通局で研修を実施。8月には正規職員として登用されるスケジュールとなっている。

 12月21、23日には就職説明会(要予約)が開催される。詳しくは交通局のホームページ(https://kotsu-saiyou.city.kobe.lg.jp/)まで。

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