◆全日本大学アメリカンフットボール選手権▽決勝(甲子園ボウル)立命大38―14関学大(14日・甲子園球場)

  初の西日本勢同士の対決となった甲子園ボウルは、立命大(関西2位)が関学大(関西1位)を破り、2年連続10度目の優勝を果たした。

 立命大は第1クオーター(Q)、WR仙石大(4年)=立命館宇治=が先制タッチダウン(TD)。

キッカー横井晃生(4年)=桐蔭学園=がTFPを成功させ、7―0と先行した。さらにQB竹田剛(4年)=大産大付=がランでTD。14―0とリードを広げた。

 第2Q、関学大がこの日チーム初のTDを決めて反撃に転じたが、立命大も負けじと竹田が好パスを通してTDを演出。試合の流れは渡さなかった。

 後半も第3Qに竹田がランでTDを追加。ディフェンス陣も、主将のDL今田甚太郎(4年)=駒場学園=が相手QBのロングパスをインターセプトするなど、ビッグプレーで盛り上げた。

 第4Qにも仙石のTDなどで加点した立命大がそのまま勝利。関西学生リーグ最終節(11月9日・万博)で3―24と完敗したリベンジを果たし、歓喜の瞬間を迎えた。

編集部おすすめ