13日深夜放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜・午後11時半)に俳優の沢村一樹がゲスト出演。鹿児島から上京して俳優となるまでを振り返った。

 MCの加藤浩次とは、子どもの通っていた幼稚園が同じだったという沢村。加藤から、子どもの頃から「モテたでしょう?」と問われると、「モテないんですよ。その時からあだ名で『エロス』って呼ばれてたんで。小学4年くらいから(呼ばれていた)」と、鹿児島での子ども時代を振り返った。

 一方で「子どもの時から映画が大好きで、中学時代は小遣いを貯めて、一人で映画館に行って見て」。芸能界にあこがれていたという。「小学6年の卒業文集で『モテモテのところを先生に見せつけたい』って書いてました」と話した。

 その後は「お金を貯めて、やっと貯まった18万円で上京したんです」。しかし、頼みの地元の友だちの家に向かうと、友だちは彼女の家に転がり込んでいて不在。「上京初日は野宿でした」と語った。

 その後はビリヤード場で4年半アルバイト。「バブルのなせる技です」。

そこの客の紹介でモデル事務所に入り、その後1996年に念願の俳優デビューを果たした。

 当時は東京・青山にクラブがたくさんあり、モデル事務所に所属していると写真を見せると「タダで入れたんですよ」という時代。「そういう所に週末は行ってましたが、(一緒に行っていたグループは)全員ウチ(沢村の家)に戻ってきてました。ナンパできないやつばっかりだったんですよ」と話した。

 そんな沢村は、イケメン俳優からコント番組での「セクスィー部長」のちょっと“エロい”キャラクターでブレイク。「楽になりました。うそつかなくていいんですから」と笑った。最近は、長男の野村大貴がモデル、次男の野村康太が俳優として活躍していることも話題となっている。

 14日が最終回の妻夫木聡主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜・午後9時)では、ロイヤルファミリーのライバル椎名展之(中川大志)の父・椎名善弘を演じている。

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