大相撲の冬巡業が14日、大阪・東大阪市で行われた。西十両2枚目・朝白龍(高砂)は関取衆による申し合い稽古で、関脇・王鵬、幕内・義ノ富士、藤ノ川らと計6番取って3勝。

「本場所とは違うと思うけど、幕内力士と少しでも稽古をして、感覚をつかんでおきたかった」と語った。

 巡業は今回の冬巡業が初参加。「長いですね。移動も長いので、ちょっと腰が痛い」と苦笑したが、先場所は西十両2枚目で10勝を挙げ、初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)は新入幕が濃厚だ。幕内での戦いを見据えた貴重な機会でもあり「慣れや経験は大事だと思う。相手の形じゃなく、自分の力を出せるような相撲を毎回取っていけるようにしたい」と表情を引き締めた。

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