オリックス・東晃平投手(26)が14日、来季へ「絶対復活」の誓いを立てた。この日、26歳の誕生日を迎えた右腕はかつて「負けない男」と注目された一人。

今季1勝の現実を受け止め、強い覚悟を打ち明けた。

 「来年がダメなら、厳しい立場になる。2年分を取り返せるように、とにかく1軍で活躍しないといけない」。3勝だった昨年8月に続き、11月に右肘の手術を受けた。万全を期す方針のため、来年1月にキャッチボールを再開する予定。現実的に開幕は微妙と言わざるを得ないが「焦るのも良くないと思うので」と慎重に階段を上がる構えだ。

 常時150キロの直球と多彩な変化球を操り、22年のデビューから無傷の8連勝。状態さえ戻れば、先発の一角で期待できる存在だ。「後輩の投手も(1軍に)出てきたので、危機感を持ってやりたい」。今は辛抱。気持ちを新たに、リスタートする。(長田 亨)

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