ヤクルトの石山泰稚投手(37)が14日、守護神奪回への思いを明かした。今季は42試合に登板して3勝3敗7ホールド14セーブ、防御率2・21。

7月に左内腹斜筋肉離れで約1か月離脱したものの、シーズン序盤には安定感のある投球でチームの守護神を務めた。今季セ・リーグ新人王の荘司や、シーズン後半にクローザーを務めた星など、若手に多くのライバルがいるが「みんなで競争できればチームは強くなる。負けず嫌いなので頑張りたい」と守護神の座に再び戻る決意を示した。

 この日は球団OB・宮本慎也氏(55)とともに、都内で行われたゴルフウェアブランド「キックスリー」のトークイベントに参加。宮本氏からは「自分が1年でも長くできるようにやっていれば、それがチームのためになる」と助言を受けた。来季でプロ14年目を迎えるベテラン右腕。抑えを簡単に諦めるつもりはない。(北村 優衣)

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