お笑いタレント・明石家さんまが、14日放送の日本テレビ系特番「誰も知らない明石家さんま」(午後7時)に出演。元妻の女優・大竹しのぶの息子で、さんまを「ボス」と呼ぶ二千翔(にちか)さんの結婚式の模様やインタビューが独占映像で公開された。

 結婚式前のインタビューで二千翔さんは、3歳の時に出会い、一緒に暮らしたのは4年間だったが、その後も交流を続けてきたさんまについて「考え方とか、人に対する態度とか、生きざまの部分は見習わせてもらって、僕の資産にさせてもらっている」と、変わらない思いを告白。

 「体が動くうちは人を楽しませ続けたい。本人的にはこのまま燃え尽きて死んでしまってもいいやって思ってるのかもしれないですけど、家族としては長生きして、ずっとそばにいてほしい。今まで出会った人間の中で、人間的に一番カッコイイので、尊敬しています。最高の父親です」と絶賛した。

 そして、さんまの爆笑スピーチなどで大盛り上がりだった披露宴を終えたさんまと二千翔さんが、初めてツーショットで取材に応じた。

 さんまは、二千翔さんの隣に立ち「なんか変な感じ。二千翔は結婚しないと思い込んでたから」と正直な感想。大竹、長女のタレント・IMALUと同じ“家族席”での出席を終え「大竹さんだけは元気なかったんで。母の心境というのは計り知れないという感じでした」と話した。

 二千翔さんが「ずっと面倒を見てもらったので、あの人もそろそろ子離れしてもらわないと」と返すと、「お前が離れなかっただけやろ」とさんま。「沈んでたのか、感動してたのか…。

僕は立ち位置微妙だったので、ものすごくやりづらかったです」と続けた。

 二千翔さんは「改めて言うのもなんですが、感謝の気持ちでいっぱいです。めちゃくちゃ忙しいはずなのに、(結婚式の)候補日1つしか出してないのに、即決で『一日空ける』って言ってもらったので、めちゃくちゃうれしかったです。おかげさまでいい式になって、あいさつもいただいたので、一生の宝物です」と語った。

 さんまと大竹はドラマでの共演をきっかけに交際し、二千翔さんが3歳の1988年に結婚。二千翔さんは亡くなったTBSのドラマディレクター・服部晴治さんと大竹の長男。89年に長女・IMALUが誕生、92年に離婚した。離婚後もそれぞれの誕生日に4人で集まるなど交流を続けている。

編集部おすすめ