◇ノルディックスキー・ジャンプ W杯(14日、ドイツ・クリンゲンタール)

 男子個人第9戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、二階堂蓮(日本ビール)は合計262・1点で2位に入り、自身2度目となる表彰台に立った。22年北京五輪ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(チームROY)は合計261・0点で3位で今季4度目の表彰台を確保した。

 日本の二枚看板が躍動した。1回目。先に飛んだ二階堂がヒルサイズを越える141メートルの好飛躍をみせてその時点でトップだったが、4番後に飛んだエースの小林陵はそれを1メートル上回る142メートルの大ジャンプを披露。最後に飛んだドメイン・プレブツ(スロベニア)に首位は譲ったとはいえ、2、3位で折り返した。

 2回目は二階堂が135メートルを飛び、133・5メートルにとどまった小林陵を逆転。日本の二枚看板が初めて同時に表彰台に立った。

 内藤智文(山形市役所)は6位、中村直幹(フライングラボラトリー)は17位、佐藤幸椰(雪印メグミルク)は27位、小林朔太郎(雪印メグミルク)は予選落ちした。

 プレブツが4連勝を達成し、通算13勝目を挙げた。

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