ドジャースの来季先発陣は黄金ローテか　グラスノーがトレードのうわさ否定「何を信じればいいのか…」
グラスノー（ロイター） 画像（1枚）

　ドジャースのタイラー・グラスノー投手（３２）が１４日（日本時間１５日）までに「ＭＬＢネットワークラジオ」に出演し、うわさされるトレード移籍の可能性をきっぱりと否定した。

　今オフ、複数の現地メディアの中で、ドジャースがグラスノーをトレードで放出する可能性があることがたびたび報じられてきた。

ラジオ番組に出演した右腕は「何を信じればいいのか分からなかった。アンドリュー（フリードマン編成本部長）に話を聞いたら『ノー。君はどこにも行かない』と言われたんだ。トレードしないと言われた。私は彼らを信頼している」と話した。

　グラスノーは２４年にレイズからドジャースに加入。５年契約を結んだ。１年目の２４年はシーズン終盤に故障で離脱したが、９勝６敗。今季は右肩痛で長期離脱があったが４勝３敗、防御率３・１９で、ポストシーズンでは救援での登板もありながら仕事を果たし、チームの２年連続ワールドシリーズ制覇に貢献した。

　来季のドジャースは現時点で山本、大谷、朗希の日本人トリオに加えてスネル、グラスノー、シーハンが順調にいけばローテ入りする見込みで、今季は救援だったロブレスキ、カスペリアスの若手、復活を狙うミラー、ストーンらもローテ入りを狙っている。今後補強の可能性もあり、やや先発陣が飽和気味。潜在能力は抜群ながら、故障が多くこれまでのメジャー１０年間でシーズン１４０イニング以上を投げたことがないとあって、トレード候補に名前が挙がっていた。

　グラスノーが残留となれば、ドジャースは３連覇へ向けて強力な先発ローテが形成されることになりそうだ。

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