【阪神】“藤川虎の頭脳”坂本誠志郎が現状維持１億円で契約更改、来季４年契約２年目「宿題がある」
契約更改交渉後に報道陣の取材に応じる坂本誠志郎（カメラ・中野　雄太） 画像（1枚）

　阪神・坂本誠志郎捕手が１５日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸１億円の現状維持でサインした。昨年オフに国内ＦＡ権を行使せず、球団と年俸１億円プラス出来高の４年契約を結んでいる。

（金額は推定）

　今季は自己最多の１１７試合に出場して打率２割４分７厘、出塁率３割５分７厘、２本塁打、２７打点。ベストナインとゴールデン・グラブ賞にも輝き、攻守でリーグ優勝に貢献した。

　ただ、ソフトバンクに敗れた日本シリーズを振り返り「ソフトバンクとの力の差が大きい。そこの差を埋める。セ・リーグで勝つのはもちろん、ああいう強いチームに勝つための技術、フィジカルをつけていかないといけない。最後に悔しい思いをしている。残した宿題がある。来年以降に取り返したい。自分もチームも今のままでは勝てない」と厳しい表情で決意した。

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