記念すべき「第50回報知映画賞」の表彰式が15日、都内で行われた。

 今回から新設のBS10プレミアム賞にはメガヒット映画「国宝」が初戴冠。

李相日(り・さんいる)監督(51)が監督賞に続いて登壇した。

 23年ぶりの作品賞&監督賞のダブル受賞となった李監督は初代戴冠となったBS10プレミアム賞に「この賞は映画ファンの方の投票とうかがっておりましたので光栄です。国宝という作品は取材でも800ページある原作をいかに映画に変換するかへの質問が多い中、3時間近い作品で観客が没入できる映像の美しさを俳優、スタッフと研究しながら作り上げた映画でした」と胸を張ると「本当に多くの方に届いたことに喜びを感じておりますし、これからも映画館だからこそ楽しめる技術を含めてやっていかなければいけないことがあるなと思っています」と決意表明していた。

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