J2藤枝の監督に就任する元日本代表DFの槙野智章氏が15日、静岡・藤枝市内で就任会見を行った。会見の冒頭では、徳田航介社長と強化部の大迫希氏が槙野氏に監督就任を要請した経緯を説明した。

 藤枝は2023年にJ2へ昇格し、今季は15位で残留を決めた。来季は同リーグ4季目を迎える。大迫氏は監督選考について「統率力、情熱と熱量、そして言語化して伝える力を重視した」と語った。

 クラブのプレースタイルは、前監督の須藤大輔氏が築いてきた「超攻撃的サッカー」。その継続を期待しつつ、大迫氏は「ゴールを奪いに行くサッカーを展開するスタイルです。理想は90分を通して攻守にわたりゲームを支配すること。ボール保持を基盤に、より積極的にボールを奪いに行くための手段だと考えています。このベースに、槙野新監督の色や上積みを戦術面も含めて加え、我々と一緒に戦っていければ」と説明した。

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