日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、来季のツアー日程を発表した。

 今季途中にフジサンケイレディスの中止が決まったため、開催実績で比較すると36試合から1増の37試合になり、賞金総額は5億1434万7000円増え、過去最高の48億9550万円となった。

 都内で行われた会見に出席した小林浩美会長は「非常にありがたい。選手の活躍のおかげで選手の価値、ツアー全体の価値がここまで成長、発展してきた。今後も選手とともに頑張っていきたい」と語った。

 ツアーは3月5日にダイキンオーキッドレディス(沖縄)で開幕し、翌週に台湾で台湾ホンハイレディースが新規大会として開催される。パナソニックオープンがNTTドコモビジネス・レディス(千葉)に変更になった。1982年に始まったフジサンケイレディスは開催を終了した。

 6月のアース・モンダミンカップの賞金総額は昨年から1億円増えて4億円になり、優勝賞金は7200万円で、ともにツアー史上最高額に達した。

 JLPGAは27年度までに、大半の大会で主催化を目指している。小林会長は「それを目指して今、鋭意話し合いを続けている」と話すにとどめた。

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