「第50回報知映画賞」の表彰式が15日、東京・渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで行われた。

 作品賞・海外部門を受賞した「エミリア・ペレス」は、女性として新たな人生を歩むことになった麻薬カルテルの元ボスと、協力を依頼された弁護士の人生をミュージカル仕立てで描く異色のエンターテインメント。

 配給したギャガ株式会社の依田巽代表取締役社長CEOは「この作品のメッセージをこんなにしっかり受け止めてくれる映画賞が日本にあるんだ」と驚嘆。「報知映画賞の選考委員の皆様の見識と、映画に対する熱い思いを感じた。映画の力を信じてくださることは、映画業界に大きな期待と夢と希望を与える」と感謝を述べた。

 ◆選考委員 浅川貴道(読売新聞文化部映画担当)、荒木久文(映画評論家)、見城徹(株式会社幻冬舎代表取締役社長)、藤田晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役会長)、松本志のぶ(フリーアナウンサー)、YOU(タレント)、LiLiCo(映画コメンテーター)、渡辺祥子(映画評論家)の各氏(五十音順)とスポーツ報知映画担当。

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