プロ野球・ロッテの中村奨吾内野手が15日、球団OBの今江敏晃氏と社会貢献活動の一環として千葉県の千葉こども病院を訪問した。入院している13人の子どもたちと、写真撮影やキャッチボールを行い、約1時間半交流した。

 中村奨は今江氏に社会貢献活動について相談し、2022年に一緒に同施設を訪問して以来、闘病中の子どもたちを激励するなど社会貢献活動を行っている。今年5月には、ZOZOに観戦に訪れた小児がん経験者やその家族、病院関係者などと試合前に交流会を開いていた。

 この日、交流を終えた中村奨は「サインやプレゼントを渡したときに『すごいうれしい!』というふうに言ってくれて。自分たちとしてもすごくうれしかったですし、本当に来た意味があるなというふうに感じます」とうれしそうに語り「毎試合出て、こっちも頑張ってるよっていうのを伝えられれば」と来季に向け意気込んだ。

 今江氏は2006年から障がい者野球チームとの交流を始め、2008年に千葉県内の児童養護施設訪問を開始。他にもさまざまな社会貢献活動を行っており、2015年にプロ野球人の社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定「ゴールデンスピリット賞」を受賞していた。

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