中日が、メジャー通算164本塁打のミゲル・サノ内野手(32)と大筋合意したことが15日、分かった。メディカルチェックで問題がなければ、正式契約する。

 右打者のサノはドミニカ共和国出身。2015年にツインズでメジャーデビューすると、同年は80試合で18本塁打を放った。19年は自己最多34発。22年に左膝を負傷して以降は出場機会が減っているが、今オフはウィンターリーグの24試合で9発と復調の兆しを見せている。

 来季からバンテリンDにはホームランウィングが新設予定で、左、右中間の距離は6メートル短縮される。09年の本塁打王・ブランコ級の助っ人が加入すれば、15年ぶりのリーグ優勝を狙う井上竜の大きなピースとなる。

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