日本将棋連盟は16日、女流棋士公式戦番勝負規定の一部変更、公式戦番勝負対局規定検討委員会の立ち上げを発表した。
9日、福間香奈女流六冠が6月に新たに制度化された「対局の日程と出産予定日の前後計14週の期間が一部でも重なる場合、対局者が変更される」をめぐって、連盟へ要望書を提出。
連盟は同規定について「昨年の女流番勝負における調整を踏まえ、制度設計面での今後の進展を包容しつつ、当時点での課題の明確化の観点から暫定的に作成したものです」と説明。「まず母体及び子の安全を最優先の方針として、労働基準法を参考に、産前6週間、産後8週間を基準とし、母体に可能な限り影響が出ないような期間を定めました」とした。
しかし福間女流六冠の会見を受けて「昨日、緊急常務会を開催しタイトル戦の対局者が妊娠・出産する場合の本対局規定を一部変更することとしました」と発表。「対局日程が産前6週間、産後8週間と重複時は対局者の変更を行う、という規定を削除します。また、それに伴って、妊娠・出産が対局日等の変更事由に該当することを規定上明示した上で、可能な限りの調整を行います。もっとも、対戦相手を始めとする利害関係者間の調整が必要であることも否定できず、物理的に日程が調整できない、対局場の確保が困難で対局日が変更できない等の事情がある時は、対局者の変更を行い、出場できない対局者への代替措置を講じる」とした。
規定には「対局者が妊娠している場合、その他健康上の特別な事情を有する場合には、委員会は、対局日の変更等を含め番勝負の実施方法について検討し、可能な限りの調整を行う」が加筆される。また連盟は公式戦番勝負対局規定検討委員会(仮称)の設立も発表した。
同連盟の清水市代会長は「本件に関しまして、日頃から将棋界を支えてくださっているファンの皆様、関係者の皆様にご心配とご不安をおかけいたしましたことを、深くお詫(わ)び申し上げます」と謝罪。「妊娠・出産を含む人生のさまざまな局面において、棋士・女流棋士が安心して対局に臨むことができる環境を整えることは、将棋連盟の責務であると強く認識しております。今回の見直しを一つの出発点とし、検討委員会での議論や女流棋士、主催者、ファンの皆様のお声を真摯(しんし)に受け止めながら、より良い制度と運営体制の構築に全力で取り組んでまいります」とコメントした。

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