米スポーツサイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が15日(日本時間16日)、ヤクルトからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す村上宗隆内野手(25)について「彼の移籍先はいまだに謎のまま。当たれば大きいが、外れれば失敗に終わる可能性も秘めている」と指摘した。

 同記者は、来年2月で26歳を迎える村上の若さと、NPB8シーズンで265発のパワーを魅力に挙げた一方、「メジャーリーグの球団幹部たちは、彼の空振りの多さについて引き続き懸念を示している。三振率25%は、NPB時代の大谷の27%よりは低いが、鈴木の16%よりははるかに高い。メジャーで成功する可能性においては、村上よりも岡本が有力な選択肢と見られている」と指摘した。

 村上を巡る交渉は、米東部時間で11月8日午前8時(同午後10時)にスタート。期限は45日間で、今月22日午後5時(同23日午前7時)までとなっている。

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