上野動物園で飼育している双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄4歳)とレイレイ(雌4歳)が、来年1月下旬に中国に返還されると発表されてから初の開園日となった16日、大勢の観覧客が上野に押し寄せた。

 上野動物園公式X(旧ツイッター)は午前11時時点での観覧待ち時間を「シャオシャオが180分、レイレイが150分」とアナウンス。

直近1か月で同様の事態になったことはなく、反響の大きさがうかがえる。観覧受付は午後1時までで終了した。返還発表前の14日は受付終了が午後3時15分だった。

 返還が発表された16日からは、これまで自由観覧だったシャオシャオも、レイレイとともに観覧場所を複数に区切り、係員の誘導に従って1分程度で移動する方式に変更。23日以降は事前ウェブ申込による先着順予約制(各日最大4800人)、来年1月14日以降は事前ウェブ申し込みによる抽選制(各日最大4400人)となる。最終観覧日は同25日。

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