俳優のディーン・フジオカが16日、テレビ朝日系連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(火曜・後9時)の取材会を東京・六本木の同局で行った。

 ディーンは米シアトルの大学を卒業後、香港でモデルとして芸能活動をスタート。

台湾での俳優活動を経て、今に至る。クールな役の印象が強いが「20年前はどちらかというとこういう役があった。演じることがより好きになった。桜介っていうキャラクターと出会えたことで学び、気づきがたくさんあった」。本作の出演が俳優としての原点回帰になったという。

 撮影外では、主演の大泉洋が眠そうにしているディーンに「これ飲んだら眠れなくなる」というドリンク剤を差し入れ。撮影中は「1本飲んだけど、全然眠くて目が覚めなくて。なんだ効かないなと思って」と睡魔と戦っていたが、変化は帰宅後に。「家帰ってから眠れなくなって。翌日4時起きで(撮影なのに)眠れなくなって、オールですよ」と苦笑いを浮かべた。

 今夜最終回を迎える。「桜介大好きだよって言ってあげたい。

ずっと桜介をやっていたかった」と役、生んでくれた脚本の野木亜紀子氏に感謝。ともに出席した大泉洋の方向を向いて「続編頼みますよ、座長」とおねだり。大泉も「なんとなくスケジュールを空けていますからね。野木さんがどれだけ頑張ってくれるか。テレ朝がどれだけお金出してくれるか」と続編をのぞんでいた。

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