女優の鈴木砂羽(53)が16日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演し、母親について語った。

 両親は若くして結婚し、鈴木が小学校高学年の時に離婚。

「若い時に結婚してるから、男女って色々あるんだろうなって今は想像できるんですけど」。司会の黒柳徹子は「でもあなた、すごいのは、30歳くらいの時におうちを建てた?お母さまに」と質問。鈴木は「父と母が離婚して…結局私って、何も持ってないし、どこで帰ったらいいのかなっていう、自分のなかで何か失ったような感じがしたんですよ」ときっかけを明かした。

 土地購入の経緯について語り「それで、地元の浜松市が好きだったので、ある時、当時住んでいた借家があるんですけど、よく犬を連れて散歩してたんです。散歩してたら、ある空き地があって。すごくね…緑が覆い茂って、その奥にボロ屋が建ってるんですけど。すんごくそれが、かっこよく見えて。『ここ!ここ売ってないんですかね』って、近所の人に聞いて。ここの土地いいですね、って。リフォームとかできないのかな?って、思ったのが30歳(の時)だった」と近所の空き地に“一目惚れ”。

 「そこから、『そっか、わたし、家建てればいいんだ』って。家を建てれば、浜松に帰って、いつでも自分のおうちが持てるんだ、って。

そう考えて。母も離婚したので、ママの居場所もあったらいいなと。パパは男だし、パパ方のご家族は浜松にいるからなんとかなるけど、母は秋田から一人で来て、何もないんじゃないかと思って。私がおうち建てたらどうかな~と思って」。不動産屋を訪れたり、ハウスメーカーのサイトで調べたりして「30歳の時はそんなことばっかりやってました」と笑った。

 黒柳は「今もそのローンを返済している?」と聞くと、鈴木は「最長ローン。そんな、ばかデカい家じゃなくて小さなおうちなんですけど。最長ローン組んで。最長ローンなら、死ぬまでになんとかなるでしょう、と思って」と笑う。母親は現在77歳で「どうすんのかな、と思って」と心配。月に一度は浜松に帰り、買い物などを手伝っていると明かした。

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