女優の秋吉久美子、シャンソン歌手の聖児セミョーノフがダブル主演する音楽劇「三文オペラ・歌舞伎町の絞首台」(17~21日、東京・SHINJUKU FACE)の公開ゲネプロに出席した。

 秋吉はミュージカル初挑戦で「ロボットになっちゃうくらい難しかった。

や~(本番に)入って飲み込むしかないんじゃないでしょうか」と苦戦中。四方に広がり、360度観客のいるステージには「方向音痴なので、その辺どうしても皆に頼りすがり」と必死な様子だった。

 本作では様々なバックグラウンドを持ったキャストが集結。「ここに結集した皆さんのありとあらゆる方面から集まった皆さんの情熱と才能に感嘆した。そこの現場にいられたことをうれしく思う」と喜んだ。

 聖児セミョーノフは「トー横キッズとか色々な問題がはらんでいる歌舞伎町で、それに負けないような恋キャストが集まったので、エネルギッシュにお祭り気分で2025年を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。

 約100年前のドイツ・ベルリンで誕生した「三文オペラ」を現代の新宿・歌舞伎町にいる若者たちの物語として描く。共演の奥津裕也、渡部豪太、もも、大谷亮介、松本実、藤井レオナ、エミ・エレオノーラ、星田英利、真洋、梅垣義明、トースティー、安部聡子も出席した。

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