女優の芦田愛菜が16日、吹き替え声優を務めたアニメ映画「果てしなきスカーレット」(細田守監督)公開御礼舞台あいさつに俳優の岡田将生とともに登壇した。

 「サマーウォーズ」(2009年)、「おおかみこどもの雨と雪」(12年)、「バケモノの子」(15年)、「未来のミライ」(18年)で知られる細田監督の「竜とそばかすの姫」(21年)以来、4年ぶりとなる新作。

芦田が復讐(ふくしゅう)に燃える主人公・スカーレットの声を担当し、「人は何のために生きるのか」を問い掛ける。

 芦田は「生きることや愛について深く考えるきっかけをもらいましたし、体当たりでお芝居をすることも大事なんだなと教えてもらった」と同作での経験を語った。

 また、観客へ向け、「スカーレットの生き方は現代に生きる私たちにも通じるところあがある。心の中にいるスカーレットを抱きしめてあげるような作品。見終わってあたたかい気持ちでお正月を迎えていただけたら」と呼びかけた。

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