巨人・中山礼都内野手(23)が16日、「飛車」として来季の打線を引っ張る決意を示した。都内で浅野とトークショーに出演。

東京Dの空き時間に丸と対局するほどの将棋好きな一面を明かし「若いながらに頭を使っていきたい。次に進みながら、横にもクッていきながら」と、長打と状況に応じた巧打を兼ねる中心打者への成長を誓った。

 今季は自己最多103試合に出場し、プロ初本塁打を含む7本塁打。2ケタアーチに照準を合わせ、今オフは肉体改造に取り組んでいる。選手としての理想像に「打者・大谷」を挙げ「どこにでもでかいホームランを打てる。自分はまだセンターに本塁打を打ったことがないので。あれぐらいの筋肉がほしい」とうなずいた。

 外野手一本で勝負する予定だ。今季は4、9番以外の打順をこなす対応力を示した男は「打席を見ている人がワクワクする選手を目指したい」。得点源にチャンスメイク役と、飛車のごとく縦横無尽な活躍に期待がかかる。

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