女優の篠原涼子(52)が、主演する日本テレビ系日曜ドラマ「パンチドランク・ウーマン―脱獄まであと××日―」(来年1月11日スタート・後10時半)の主題歌「Canaria」(カナリア)を歌うことが16日、分かった。歌手・鈴木雅之(69)との初デュエットで、「鈴木雅之 feat.篠原涼子」名義となる。

篠原は大先輩との共演に「本当にうれしく思っております」とコメントした。

 2人はかつて同じレーベルに所属しており、当時から鈴木が「いつか一緒にデュエットをやろう」と声を掛けていた。長い時を経て、今回のデュエットが実現した。鈴木は「今回のオファーが当時の約束をかなえられる絶好の機会をいただけたと感じ、改めて彼女へオファーさせていただきました」と明かした。

 作詞作曲は、いきものがかりの水野良樹が担当。篠原は拘置所で働くベテランの女性刑務官・冬木こずえをドラマで演じるが、揺れ動く心理描写と重なった切ない楽曲に仕上がっている。篠原は「素敵な曲を歌わせていただくことができました! ドラマの主人公である、こずえの強さと弱さを表現出来れば良いなと思いながら、大切に歌わせていただきました」と語った。

 篠原が自身の出演作で主題歌を歌うのは、2022年のNetflix配信ドラマ「金魚妻」での「Crazy for you」(sino Rfine名義でリリース)以来。地上波ドラマでは初となる。

 「ハケンの品格」の続編(20年)以来、約6年ぶりの日テレ系連ドラ主演となる篠原。菊池桃子との「渋谷で5時」(1993年)などをヒットさせた“ラブソングの王様”鈴木と、歌でもドラマを盛り上げる。

 〇…来年ソロデビュー40周年を迎える鈴木にとってデュエット曲のドラマ主題歌起用は、TBS系「再婚一直線!」(08年、井森美幸主演)の主題歌「恋のフライトタイム~12pm~」以来18年ぶり。

「鈴木雅之&菊池桃子」名義でリリースした同曲は、2人が「渋谷で5時」以来のデュエットを果たしたことで話題になった。

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