6月に政界を引退した自民党元幹事長の石原伸晃氏が自身のX(旧ツイッター)で、人気格闘技大会で発生した事故について私見をつづった。

 13日に行われた格闘技大会「BreakingDown」(ブレイキングダウン)の前日イベントで、やるべしたら竜が対戦相手の江口響から殴打され、倒れて頭を強打。

緊急搬送された。15日に竜はXで「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです」と明かし、動揺が広がっていた。

 大会のゲストを務めた石原氏は16日、「大きな異常は確認されなかった」と伝えた竜のポストを引用し、「ひと安心しました。一刻も早いご回復と、名古屋大会でのバトルを楽しみにしています。くれぐれもお大事にされてください」とメッセージ。

 さらに大会COO・溝口勇児氏が「運営の責任はすべておれにある」などとつづったポストを貼付し、「溝口さんの発信にもあるように、今後の竜さんの出場の可否は当然、運営側が専門医と連携して、本人の命の安全性を一番に考え、決定されることだと思います。もしかしたら、もう二度と出場できない、という悲しい結末もあり得るかもしれません」と投稿。

 「ただ、竜さん本人が、『名古屋大会では、江口をKOして無念を晴らします。必ず万全な状態でリングに戻り、結果で応援してくれた皆さんに恩返しします。』と悔しさを滲(にじ)ませ、決意表明をされていたので、危険な闘いを煽(あお)っているわけでは決してなく、BreakingDownのファンの一人として、早期の復帰を願いエールを送らせて頂いたまでです」とつづり、「他意を持って批判をされている方々には、ぜひ一度、命懸(が)けで男の生き様をぶつけ合う、このBreakingDownを見て頂きたいと思います。彼らの意地と魂のぶつけ合いを見れば、逆に軽々しく『もう闘わせるな』『さっさと引退させろ』などとは言えなくなるはずです。こんなことは誰が考えても分かることだと思っていましたが、そうでもない様子なので追記しました」と記していた。

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