フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月~金曜・午前8時14分)は17日、上野動物園の双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイが来年1月下旬に中国へ返還されることを特集した。

 番組ではこれまでの上野動物園でのパンダの歴史などを紹介。

今回の返還で国内で飼育されるパンダは約50年ぶりにいなくなる見通しとなった。2頭は繁殖研究目的で貸与された親から生まれたため所有権は中国にあり、返還期限が来年2月に迫っていた。都によると最終観覧日は1月25日。

 スタジオでは上野動物園の公式WEBで公開された観覧方法を伝えた。16日から今月21日までは、整列順(予約不要)。今月23日から来年1月12日まではウェブ申し込みによる先着順。来月14日から25日までは、ウェブ申し込みによる抽選制となる。休園日は毎週月曜日で今月29日から来年1月1日までは休園になる。

 さらに「再びパンダは日本で見られるのか?」を識者に取材し「パンダは日中友好の象徴。現在の日中関係が改善しないと再貸与は難しい。数年はかかる」との証言を紹介した。これを受け水曜スペシャルキャスターを務める歌手で俳優の武田鉄矢は「寂しゅうございますけども、でも、ここは耐えましょう」と視聴者へ呼びかけていた。

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