小学5、6年生の選抜チームによる軟式野球の大会「NPBジュニアトーナメントKONAMI CUP 2025」(12月26日から神宮球場、横浜スタジアム)の監督記者会見が17日、オンラインで行われ、読売ジャイアンツジュニアの西村健太朗監督が出席した。

 過去3度の優勝があるジャイアンツジュニア。

今回14年以来、11年ぶりの優勝を目指す。ジャイアンツアカデミーコーチとしてジュニアチーム監督6年目となる西村監督は21年に準優勝したが、優勝経験はない。来季から巨人3軍投手コーチに就任するため最後の指揮で頂点を目指す。

 「投手を中心に固い守備でリズムを作り、打線はどこからでも得点とれる打線です。全員に注目してもらえたら。大会を開催していただけることに感謝し、なるべく多くの選手を使って2014年以来の優勝を目指します」と話した。

 今年のジャイアンツジュニア選考会には、東京都を中心に約400名の応募があった。一次選考のデジタルトライアウトを経て、ジャイアンツ球場、調布市民西町少年野球場、ジャイアンツタウンスタジアムで3度にわたる選考会を実施し、最終的に18名を選出した。

 ジャイアンツジュニアは西村監督の他にジャイアンツアカデミーコーチがスタッフとして参加。来季から巨人2軍打撃コーチに就任する大田泰示氏と、元育成選手の黒田響生氏がコーチを務め、元育成選手の成瀬功亮氏がマネジャー、元投手の与那原大剛氏がサブマネジャー。代表は大森剛氏が務めている。

 この大会は2005年に創設され、今回が第21回となる。

昨年の第20回記念大会に招待チームとして参加したオイシックス新潟アルビレックスBC、くふうハヤテベンチャーズ静岡の各ジュニアチーム、ルートインBCリーグ、四国アイランドリーグplusの各ジュニアチームを正式な出場チームとし、NPB12球団各ジュニアチームと合わせた計16チームで開催する。

編集部おすすめ