17日放送のテレビ朝日系「大下容子 ワイド!スクランブル」(月~金曜・午前10時25分)では、16日に高市早苗首相と日本維新の会の吉村洋文代表が国会内で会談し、自民、維新両党が国会に共同提出していた衆院議員定数削減法案について今国会での成立は断念、来年の通常国会で結論を得るよう協力することで一致したことを報じた。

 司会の大下容子アナウンサーに「結局、議員定数削減も企業・団体献金も今日、国会会期末ですけれども先送りになりそうなんですけど?」と聞かれたコメンテーターで出演の元国会議員でタレントの杉村太蔵は「議員定数削減に関しては、なかなか進まない最大の理由は意外とこれ議論が難しくて。

1人1票の原則ですと、やり方が今のをそのまま当てはめちゃうと、どうしても地方が大きな影響が出ると。都市部が30ある議席が28に減るのと地方の都道府県が5から4に減るって、ちょっと違いますよね」と、まず説明。

 「民意をちゃんと国政に反映できる状況になるのだろうかというところで議論は難しい」と続けると「来春の国勢調査をふまえて、選挙制度もふまえてどういったものがいいのかっていうのをしっかり議論しましょうというのは私は方向性としては正しいと思います」と話していた。

編集部おすすめ