優勝賞金1000万円を懸けた「フェニックスバトル スーパーフェザー級1000万円トーナメント」(26年12月決勝予定)の記者会見が17日、都内で行われ、前日本フェザー級王者の松本圭佑(26)=大橋=ら13選手が出席した。「亀田3兄弟」のいとこでWBCフェザー級16位、IBF同級15位の亀田京之介(MR)は、来年2月19日の1回戦で前WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者・渡辺海(ライオンズ)と対戦予定だったが、この日トーナメント出場を棄権することが発表された。

 亀田と対戦予定だった渡辺は「今知りました。エッってなったんです。代わったんだって」と会見場に来て初めて棄権を知ったことを明かし、「亀田をバッチバチにしばきたかったんですけど。新井選手も強いんで、そこはしっかり頑張ります」とリザーバーとして出場する新井志道(黒崎KANAO)との対戦に気持ちを切り替えていた。

 亀田は10月にキルギスで元世界3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)に判定勝ち。試合後にはトーナメントへ向け「次は渡辺海やけど、松本(圭佑)しか見ていない。決勝で松本をボコボコにしますよ」と意気込んでいた。

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