◆プロボクシング ▽東洋太平洋スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・中嶋一輝―同級14位ジョンジョン・ジエット(18日、東京・後楽園ホール)

 18日に東京・後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 146」の前日計量が17日、都内で行われた。

東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が17日、都内で行われ、王者・中嶋一輝(32)=大橋=が55・2キロ、同級14位ジョンジョン・ジエット(インドネシア)が54・4キロでクリアした。

 4度目の防衛戦に臨む中嶋は「圧倒的に勝つ」ことを試合のテーマに掲げる。「相手に触れさせない。打たせずに打つボクシングを徹底していきたい」と意欲を示し、「早ければ早いほど」と序盤でのKO決着を狙う。

 中嶋はWBC同級6位にランクされるが、同級は同門の井上尚弥が4団体統一王者に君臨している。所属ジムの大橋秀行会長(60)は「もしかしたらこれが最後の防衛戦になるかもしれません」と来年にも井上がフェザー級に転級した場合の王座返上を見据え、中嶋の近い将来の世界挑戦を示唆している。

 戦績は中嶋が18勝(15KO)2敗1分け、ジエットが15勝(12KO)2敗1分け。

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