17日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、15日に東京・赤坂の個室サウナ店で夫婦2人が死亡した火災で、この日、警視庁が現場検証を行ったところ部屋の非常ボタンが電源切れになっていたことを報じた。

 同番組では、部屋の木製のドアノブが壊れていたことや火元のサウナ室の非常ボタンには押された形跡があり、警視庁では装置が正常に作動しなかった可能性があるとみていることも報道。

 MCの石井亮次アナウンサーに「いろんなことが重ならないと、こんなことが起きないんじゃないかと思うんですが?」と聞かれたコメンテーターで出演の元埼玉県警捜査一課警部補の佐々木成三氏は「このサウナの構造が気になります。亡くなった2人が火災に気付いて逃避行動があったんだと思います。その理由として非常通報ボタンが押されていた形跡があることとドアノブが壊されていた」と指摘。

 「異変に気付いた時に、この構造が正常に動いていれば回避はできたはずなんですね。これができなかったということが構造の問題であれば、やはり、お店側の責任、過失というのはかなり大きいな、と感じています」と続けていた。

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