巨人・山崎伊織投手が17日、同じ東海大OBの大城卓三捕手、中川皓太投手とともに神奈川・伊勢原市内の東海大学医学部付属病院を訪問した。

 難病と闘う子どもたちとゲームを楽しむなどサンタクロースやトナカイにふんして交流。

今季、3年連続2ケタ勝利となるチームトップ11勝を挙げた右腕は「去年いた子もいましたし、元気になられて退院された子もいて。自分が野球をできていることを幸せに感じて、皆の分まで頑張っていきたいと思います」と言葉に力を込めた。

 昨年の訪問時に手術等の影響で対面できなかった少年も今年は参加できたといい「去年来られなくて(山崎から)ビデオメッセージを送っていた子が、無事手術に成功して。『本当に力になった』と言ってもらえた。本当によかったです」。その少年からお礼の手紙も読み上げてもらったといい「ドームにはなかなか来られないと思うので、テレビで投げている姿を見てもらって。こういう日があることで(子どもたちが)これからの一日一日を頑張っていけるのであれば、何日でも来たいと思います」と心優しい山崎らしくメッセージ。「来られてよかった。生きる力となるためにも、野球で目立った活躍をしないといけない。自分も野球を頑張ろうと思います」と話した。

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