17日放送のTBS系報道番組「Nスタ」(月曜~金曜・午後3時49分)では、16日に高市早苗首相と日本維新の会の吉村洋文代表が国会内で会談。自民、維新両党が国会に共同提出していた衆院議員定数削減法案について今国会での成立は断念し、来年の通常国会で結論を得るよう協力することで一致したことを報じた。

 キャスターを務める井上貴博アナウンサーは、吉村代表の定数削減法案見送りを受けての15日の「茶番劇です。自分たちの身分に関することになると結論出さないんですから。そんな国会、まっぴらごめん」という発言について、「様々なパワーバランスがある中で、ここに来て維新の吉村さんは少し分が悪くなっているのかなというところを感じていて…」とコメント。

 「議員定数削減の話がありましたけど、(吉村氏が)『結論を出さない国会は茶番劇だ』って批判してらっしゃるんですけど、この議論の出発点はあくまで自民党と維新の(連立)合意文書にはあくまで『成立を目指す』としか書いてなくて、こうなることは折り込み済みだった気がするんですよね」と続けた上で「そうなると、むしろ茶番劇なのは維新の方とも取れるというか。(吉村氏が)『筋を通す。(そんな国会)まっぴらごめんだ』と言うのであれば、連立を離脱すべきなんじゃないかなとも思うんですけど」と続けていた。

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