俳優の竹内涼真が17日、都内で町田啓太とダブル主演するNetflix映画「10DANCE」(18日から世界独占配信)の配信記念イベントを行った。

 原作は井上佐藤氏による大ヒット漫画。

競技ダンスの世界を舞台に、強烈にひかれ合うトップダンサー2人の愛を描く物語だ。

 竹内は世界配信を前日に控え「いよいよきたか、という気持ち。すごくうれしい。俳優を始めて12年、こんなに心と体がリンクした作品は初めて。これがいよいよ世界中に届くのかと思うと心がザワザワしている。(世界に)飛んでけー!という感じです」と力強く語った。

 自身はダンス未経験で、今回のオファーを受けるかどうか迷ったという。「町田君やパートナー、先生を信じ切るのが一番難しかった。その『信じる』を超えた瞬間に、予期せぬサプライズがあった。みんなを心から信じることができてよかった」と振り返った。

 24年2月からちょうど1年かけた撮影期間は常に緊迫感と背中合わせで「ギリギリで、壊れてしまう寸前だった。(町田と)お互いに追い込めたのが美しい表現になった。

お互いが100%以上の熱量をもってぶつかった。自信満々で世界に発信できる」とうなずいた。

 竹内と8年ぶりの共演となる町田は「万感の思いというのは、こういうことなんだなと思う。全てを出し尽くした作品なので、どういう反応が来るのか楽しみ」と感無量。かつてプロのダンサーを目指した過去もあるだけに「その時に消化しきれなかった思いを少し消化できる」と感慨に浸った。

 イベントには大友啓史監督も出席した。

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