公益財団法人日本プロスポーツ協会は17日、「第55回 内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞授与式典」を都内で開催し、内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞にドジャース・山本由伸投手(27)を選出したことを発表した。

 敢闘賞にはソフトバンクのリバン・モイネロ投手(30)が選ばれた。

ソフトバンク9年目を迎えたキューバ出身の左腕は今季、24試合に登板して12勝3敗、防御率1・46で最優秀防御率、ベストナインなどに輝き、MVP(最優秀選手賞)も手にして、チームの日本一に大きく貢献した。

 授賞式にはビデオでメッセージを送ったモイネロ。「ミナサン、オハヨウゴザイマス」と日本語であいさつすると、「このような素晴らしい賞に選ばれて光栄です。キューバ人として日本の歴史ある賞に選んで頂いてうれしいです」と感慨深そうに口にしていた。

 ソフトバンクは、チームとしても特別賞を受賞。ビデオ出演となった小久保監督は「このたびは内閣総理大臣杯特別賞という大変名誉な賞をチームとして受賞することができ、光栄に思います。選手、スタッフ、関係者の皆様、日頃より応援してくださるファンの皆様のおかげで、このような素晴らしい賞を頂くことができました。チームを代表して心より感謝申し上げます。これからも一丸となって日々精進して参ります。引き続きご支援のほどよろしくお願い致します」とあいさつした。

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