豊川(愛知)の最速152キロ右腕・中西浩平投手(3年)と未来富山の最速145キロ左腕・江藤蓮投手(3年)が関甲新学生野球リーグの上武大に合格したことが17日、分かった。リーグ優勝42度を誇り、多くのプロ野球選手を輩出した強豪大学で鍛え、4年後のプロ入りを目指す。

 中西は182センチの長身を生かした力強いストレートが武器で、豊川入学後、本格的に投手へ転向すると、才能が開花。2年のセンバツでは甲子園のマウンドにも立ち、3年春は東海大会で4強入りした。

 江藤は馬力あふれる投球が魅力的なサウスポーで、今夏は未来富山の甲子園初出場の原動力となった。投打において力強さがあり、プロのスカウト陣からも注目される逸材だった。

 両投手とも上武大の谷口英規監督からは高い将来性を期待されており、伸びしろも十分。数々の名選手が青春を燃やした伊勢崎のグラウンドで鍛え、どんな進化を遂げるのか。注目が集まる。

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