公益財団法人日本プロスポーツ協会は17日、「第55回 内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞授与式典」を都内で開催し、内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞にドジャース・山本由伸投手(27)を選出したことを発表した。

 最高新人賞には、大相撲九州場所で優勝して大関に昇進することが決まった安青錦(21)=安治川=が選ばれた。

同賞を大相撲の力士が受賞するのは、05年の琴欧洲、14年逸ノ城以来3人目。今年は3月の春場所で新入幕。4場所連続11勝という破竹の勢いで関脇まで番付を上げると、11月の九州場所では12勝を挙げて初優勝を果たし、大関昇進を決めた。

 この日は巡業中のため式典を欠席したが、安治川親方(元関脇・安美錦)が代理で出席。安青錦はビデオでメッセージを送り「こんにちは、新大関の安青錦です。このたび最高新人賞に選んで頂きありがとうございます。本日は巡業中のためどうしても会場に行くことができませんが、力士として初めて選んでくれたことを心からうれしく思います。また来年、横綱目指して頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。本日はありがとうございました」と力強く言い切った。

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