◆全日本大学サッカー選手権・決勝ラウンドグループステージ▽グループD・第3節 明大(3勝)2―1東洋大(1勝2敗) (17日、静岡・草薙運動公園陸上競技場)

 明大が東洋大に2―1で逆転勝ちし、リーグ戦3戦全勝で決勝トーナメント(T)進出を決めた。

 明大は前半11分に失点も、後半27分にJ2藤枝MYFC入りが内定しているFW真鍋隼虎(はやと、4年)が同点弾。

そして同アディショナルタイム3分のCKを、ファーサイドで待っていた身長187センチのDF八巻涼真(2年)がヘディングで折り返し、真鍋がボレーシュートを決めた。

 後半から出場して左サイドバックに入り、勝利に貢献した八巻は「いつも(真鍋さんには)優しくしてもらっています。日頃の絆が出ました」とニッコリ。高校時代を過ごした静岡での公式戦で結果を残し、「ここからは負けたら終わり。勝利を積み上げていきたい」と決勝Tを見据えた。

 浜松開誠館高出身で、3年前の全国高校選手権ではスタメン出場している。母校はそれ以来の同大会出場を決めており、「初戦は応援に行きます。開誠館らしいサッカーで優勝を目指してほしい」とエールを送った。

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