WBA世界バンタム級正規王者の堤聖也(29)=角海老宝石=が、王座統一に成功した。世界5階級を制覇したWBA同級暫定王者ノニト・ドネア(43)=フィリピン=を2―1の判定で下した。

盛り返し、後半にポイントを重ねてレジェンドを撃破した。試合には右袖に同郷・熊本の「重岡銀次朗」「重岡優大」の刺しゅうを入れたコスチュームで入場。試合後も着用して、会見に臨み「コイツら近くに感じていたかったので、勝手に入れさせてもらいました」と明かした。元IBF世界ミニマム級王者の銀次朗氏は5月の世界後に急性右硬膜下血腫のため開頭手術を受け現在は故郷・熊本県内の病院でリハビリ中。兄の元WBC世界同級王者・優大氏は8月に現役引退を発表し、弟をサポートしている。

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