TBS系「水曜日のダウンタウン」の人気企画「名探偵津田」の新作「第4話~電気じかけの罠(わな)と100年の祈り~」が17日に放送され、世帯平均視聴率5・8%(個人平均視聴率3・7%)を記録したことが18日、分かった。同時間帯に放送された三谷幸喜氏脚本のフジテレビ系連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の最終回は世帯平均視聴率2・9%で、「名探偵津田」に軍配。

2・9ポイント上回り、“ダブルスコア”の差をつけて人気の高さを証明した。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 「名探偵津田」は、ダイアン・津田篤宏が「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ」のターゲットにされ、嫌がりながらも解決していくもの。2023年1月に第1弾、同年11月に第2弾(2回)、24年12月に第3弾(2回)を放送し、第3弾で津田が放った名言「長袖をください」は今年の新語・流行語大賞にノミネートされて話題を集めた。

 この日放送された第4弾は、「水ダウ」名物の「電気イスゲーム」に参加した芸人・劇団ひとりが“死亡”したという設定から、「名探偵津田」の企画に突入。実家の跡取り問題を抱えていることなどが明らかになり、実家がある群馬県へ。100年前に購入されたという「開かずの金庫」をきっかけに、100年前にタイムスリップする…という壮大なスケールで実施。次週24日に後編が放送される。

 同時間帯に放送された三谷幸喜氏脚本のフジテレビ系連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、主演を俳優の菅田将暉が務め、神木隆之介や女優の二階堂ふみ、浜辺美波ら豪華キャストが話題に。1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷氏の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。三谷氏が25年ぶりにゴールデン・プライム帯民放連ドラの脚本を手がけた。最終回は世帯平均視聴率2・9%、個人平均視聴率1・6%でフィニッシュとなった。

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