NHK Eテレの教育番組「おかあさんといっしょ」で1999年から4年間にわたって9代目「うたのおにいさん」を務めた歌手の杉田あきひろ(60)が18日に自身のインスタグラムを更新し、救急搬送されて緊急入院していると報告した。「うっ血性心不全」と診断されたと明かし「それに伴う心筋梗塞の疑いがあるとの事で心臓カテーテル検査の為の入院です」と説明した。

 「突然ですが報告です」と書き出し、「杉田あきひろ、12月15日深夜未明に病院に救急搬送されて緊急入院となっています。病名はうっ血性心不全、それに伴う心筋梗塞の疑いがあるとの事で心臓カテーテル検査の為の入院です」と伝えた。

 経緯については「12月14日の厚生労働省さん主催の【依存症シンポジウム IN 大阪】のステージで歌った後、普段より激しい動悸(どうき)が襲ってきて動けなくなり怖くなったのですが。その夜から胸が苦しくなり呼吸ができなくなって、これ以上の我慢は無理だと判断して救急搬送されました」と説明。「退院できるまでには二週間はかかるとの事で、ここは腹を決めてしっかり療養したいと思います」と記した。

 そして「…この入院に伴い、12月25日に予定していました【杉田あきひろ TikTok ライヴ】は延期とさせていただきます。楽しみにしてくださっていたみなさん、申し訳ありません」とTikTokライブの延期を報告。「必ずまた元気な姿でみなさんの前に歌声を届けますので、どうぞみなさん、しばらくお時間をください」とメッセージを寄せた。

 杉田はNHK Eテレの教育番組「おかあさんといっしょ」で1999年から4年間にわたって9代目「うたのおにいさん」を務めて人気を集めた。22年8月にステージ3の喉頭がんを公表している。

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