西武・青山美夏人投手が18日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、350万円減の1200万円(金額はいずれも推定)でサインした。

 3年目の今季は故障もあって出遅れ、9月中旬に1軍昇格を果たしたものの、中継ぎで2試合に登板したのみ。

「何もできなかった。1軍のチャンスをもらったのに、結果を出せなかった。来年頑張りたい」と巻き返しを誓った。

 11月はプエルトリコに渡ってウィンターリーグに参戦し、11試合に登板して15イニングで10奪三振。右腕からの速球、スプリットに自信を深めた。「調べたら元メジャーといった選手もいた。真っ直ぐの強さ、スプリットで空振りも取れた。そういったバッターを抑えることができて自信になるボールもありました」と表情を引き締めた。

 横浜隼人―亜大と進んで来季が4年目。広池球団本部長は「来年はすごく大事な年になってくる」と覚醒を期待する。新人だった22年は開幕戦で抑えを託されるなど39試合に登板し3セーブを記録。「来年はリリーフになると思う。

1年目を超えられるように連投、回またぎもしっかりやりたい」と強い覚悟を示した。

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