オリックス・田嶋大樹投手が18日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、1000万円増の年俸1億1000万円でサインした(金額は推定)。今季は先発として7勝(7敗)をマーク。

4月30日のロッテ戦、7月16日の楽天戦(ともに京セラドーム大阪)では、完封勝利を挙げた。

 プロ8年目を終え、球団に伝えたのは将来的なメジャー挑戦の希望。「来年、一年やってすぐに行きますという話ではない」と前置きしつつ、自らの口で思いを激白した。

 「僕がいつも考えているのは、自分がより成長するためにはどうするかというところ。選択肢のひとつとして、アメリカでやった時にどこまで自分を成長させられるかっていうところと、本当に純粋に自分が成長できるところに身を置きたいという思いがある。その自分の可能性にかけたいという思いもあり、伝えさせてもらいました」

 17年のドラフト1位左腕も、来年8月には30歳。「個人としてはシーズンを完走することが基礎だと思うし、チームとしてはもちろん、ファンの方も毎年臨まれている、より高いところにいけたら」と宣言した。

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