フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会(19日開幕、東京・代々木第一体育館)

 前日練習が本番会場で行われ、ペアの長岡柚奈、森口澄士(木下アカデミー)組が調整した。曲をかけての練習後、スローの3回転ループで長岡が転倒し、膝を強打して練習を途中で切り上げたが、練習後は自ら歩いて会場を引き上げた。

 「ゆなすみ」は、9月の五輪最終予選(北京)で日本勢2つ目となる出場枠を獲得。「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が世界選手権を制し、出場枠を獲得していた。26年ミラノ・コルティナ五輪は、今大会で上位2組に入れば内定し、日本で史上初めて複数ペアが五輪に出場することとなる。

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