JRAと地方競馬の見習騎手による「2025ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)」ファイナルラウンド園田が18日、園田競馬場で行われた。

 開幕を告げるYJSファイナルラウンド園田第1戦(3歳上C2クラス、ダート1400メートル=10頭立て、シンデレラワルツは競走除外)はJRA所属の西塚洸二騎手が騎乗した3番人気クラウンオーシャン(牝5歳、園田・溝橋利喜夫厩舎、父ベルシャザール)が直線で抜け出し、4馬身差をつけて快勝した。

「レース展開もよかったが、馬が最後まで頑張ってくれました」と西塚騎手はお立ち台で胸を張った。

 2着はJRAの佐藤翔馬騎手騎乗で1番人気のニースライト、3着には笠松の松本一心騎手騎乗で4番人気のテーオーロビンソンが続いた。

 ◇ヤングジョッキーズシリーズ

 見習騎手の注目度を一段と高め、騎乗数の増加及び騎乗技術の向上を図るとともに、年末のJRAと地方競馬を盛り上げるために2017年より開始。トライアルラウンドを勝ち抜いたJRA、地方所属各8騎手が18日の園田ラウンドと20日の中京ラウンドで2鞍ずつ、計4鞍の着順によるポイント制で合計得点により順位を決める。

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