歌手の玉置浩二が大みそかの第76回NHK紅白歌合戦(後7時20分)に出場することが18日、同局から発表された。昨年に続き、特別企画での出場となる。

 歌うのは3年ぶりにドラマ主題歌として書き下ろし、大きな話題を集めている「ファンファーレ」。北海道で育った自身の幼少期を重ね合わせ、勝ち負けではなくそのままの自分で進んでいくことの大切さを歌った応援歌。紅白のステージがテレビ初披露になる。

 玉置は今回、ソロとして4回目の出場。昨年は代表曲「悲しみにさよなら」をオーケストラとパフォーマンスし、圧倒的な歌唱力が注目を浴びた。今年はオーケストラコンサートが10周年を迎え、全国各地で精力的にライブ活動を実施。「ファンファーレ」がTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の主題歌に起用され、心を揺さぶる応援歌として話題を呼んでいた。

 玉置は「今年も紅白歌合戦に出場させていただきます。皆さんの心が愛につながっていけますように、一生懸命歌います。良いお年をお迎えください!」とコメントした。ボーカルを務めるバンド「安全地帯」としては1985年、2022年に出場している。

【玉置浩二と紅白】

 1996年 「田園」

 2020年 「田園」特別企画

 2024年 「悲しみにさよなら」特別企画

 2025年 「ファンファーレ」特別企画

※1985年、2022年は「安全地帯」として出場

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